日経新聞で、写真集『加計呂麻島』が紹介

 

 南方新社刊の写真集『加計呂麻島』が、1月22日、1月29日の2週連続の日曜日に、日経新聞に取り上げられた。

 


 1月22日は文化欄。装幀家で名高い司修氏が、加計呂麻島で暮らしていた奥様のみちよさんとそのお父さんを軸に写真集に接している。みちよさんは、50年前に訪れたクライナーをはっきり記憶していた。

 


 「雨が降ればお便所もお風呂も傘をさして入っていただいた」とは、著者の民俗学者ヨーゼフ・クライナーに宿を世話した人の話だ。当時の加計呂麻島は、夕方の2、3時間しか電気が来ず、真っ暗になるからクライナーは「クライナー」と冗談を言って笑わせたという逸話もある。


 大地に両の足をしっかり着け、自然の営みに逆らわず暮らしていた頃の、あまりに静かで穏やかな日々の物語である。

 

 

 1月29日は日経一面コラム「春秋」。奄美世界遺産登録の動きと、若い移住者が増えつつある現状も紹介する。

 

 


 そういえば、先日、奄美大島を訪ねた折、宿の世話になった友人の奥さんが「都会から移住してきた若い人は口をそろえて、島の魅力を生かし切れていないというの」と、もらしていた。

 

 若かったクライナーが、もし今この島を訪れたら、果たして何というだろうか。

 

  

 

 


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鹿児島市の郊外にある民家を会社にした「自然を愛する」出版社。自然や環境、鹿児島、奄美の本を作っています。

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